台風19号で大きな被害を受けた県内の農業や観光業の復興を支援するイベント「信州復興支援マルシェ」が12月14日、長野市のJR長野駅で2日間の日程で始まりました。
リンゴやキノコといった特産物の販売や、県のPRキャラクター「アルクマ」とじゃんけんができるコーナーなどがあり、同日午前は早速、大勢の親子連れらでにぎわったそうです。
長野県などでつくる信州キャンペーン実行委員会やJR東日本長野支社などが主催。駅自由通路に設けた会場には北信産のリンゴ、長野市産の長芋、飯田下伊那特産の市田柿などが並び、観光客たちが次々と買い求めていました。
東京から家族と日帰り旅行で訪れた人は、元々は10月に旅行を予定していたというが、台風で延期。「2カ月たって、復興の後押しになればと思って来ました」と話し、中野市産のキノコなどを買い求めていました。
友人との忘年会のため東京へ向かう途中で立ち寄った長野市栗田の会社員さんは、お土産にリンゴを購入。「信州産のリンゴはみつがたくさん入っていて喜ばれる」と笑顔で話しています。
12月15日は午前10時〜午後5時まで開催。オリジナル缶バッジ作りの体験コーナーや、千円以上購入した人が対象の抽せん会などもある。売り上げは、経費を除き災害義援金として寄付されます。
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