昨年10月の台風19号による千曲川の堤防決壊から半年となった13日、決壊現場のある長野市長沼地区の各区代表者らでつくる復興対策企画委員会の委員ら8人が赤沼区公会堂で、地元の2人を含む災害犠牲者に黙とうをささげた。
午前中から冷たい雨が降ったため、委員らは公会堂2階の一室に集まり、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため間隔を空けて立った。正午すぎ、地元出身の音大生、復興を願って作ったピアノ曲「もう一度、あの場所へ…」と、黙とうを呼び掛けるアナウンスが防災行政無線から流れると、それぞれ目を閉じて祈った。
出典:信毎WEB 2020年4月13日