そば打ちに蕎麦の配合を変えてみましょう。
長野県箕輪町特産「赤そば」と木曽開田高原特産の「蕎麦」を配合して食すると美味しいものが出来るとのことですからご紹介致します。 名古屋長野県人会顧問で蕎麦打ち名人(NHK名古屋文化センター蕎麦打ち講座講師・日本手打ちそば保存会)がおられ、その名人から「赤そば」と開田高原「蕎麦」の配合を工夫して蕎麦打ちをしたところ大変に美味しかったとのことです。配合割合はこの機会に皆さんのお好みで調整してみて下さい。次にそばつゆの作り方を紹介します。
そばつゆのレシピ【本返し】作成方法です。
【作成者紹介】
元長野県名古屋事務所・長野県名古屋観光情報センター 所長。
本年4月からは長野県に戻り、長野県庁生活協同組合専務理事となりました。
名古屋長野県事務所の前任では、銀座NAGANOを立ち上げた経歴の方です。
以下は、秘伝レシピです。
・本味醂 108cc ・砂糖 92g ・醤油 450cc鍋に味醂を入れて煮る。
(アルコールを飛ばす)
味醂が煮きったら、少しずつ砂糖入れて良く溶かす。
砂糖が溶けてきたら醤油を入れ、85℃
(鍋・醤油の表面に小さな泡が出てくる)で火を止める。
※決して沸騰させないこと!
冷めたら瓶に入れて冷暗所で保存・熟成
※寝かせれば寝かせるほど美味しくなる!
【出汁(だし)】
・水1,500cc ・昆布1〜2枚 を小さく切る。どんこ(干し椎茸)
5個程度
昆布・どんこを、水に半日ほど浸す。
・花かつお 70〜80g浸した水を火にかけて沸騰させ、
そこに花かつおを投入し、
弱火で20分程度煮る。
※アクが出たらすくい取る。布巾やキッチンペーパーで漉す。
【麺汁(つゆ)】
・本返し 300cc ・出汁 1,400ccをブレンドして出来あがり。
※本返しに使う醤油は「濃口醤油」 だと、ちょっと辛めの汁になります。
「薄口醤油」だと甘めの汁になります。
お好みに合わせて醤油をセレクトしてみてください。
因みに私は、「濃口醤油」と本返しと「薄口醤油」の本返しを、それぞれ作り・寝かせ、
半分(150cc)ずつブレンドしています。
花かつお、どんこ、昆布は残りますが、佃煮にて利用します。
無駄にしません。
名古屋長野県人会法人会員である木曽開田高原「霧しな」ではオンラインショップを
開設していますので、蕎麦打ちは面倒、つゆ造りも面倒な方は下記をご利用下さい。
上記ロゴマークからリンクしています。
霧しなが開田高原にあるのは、先代の会長がそばの名産地信州でおいしいそばを作りたいという思いから生まれました。今の霧しながある開田高原にたどりついたのは、旅をしている中のご縁で開田高原のことを紹介され、訪れたのがきっかけでした。会長は、開田高原の素晴らしい環境に感動し、すぐに当時の開田村役場へ交渉に向かいました。何度にも渡る交渉の結果、開田高原でのそばづくりの夢が叶い、今の霧しなにつながっています。
開田高原は長野県有数のそばの産地です。8月になると小さく白いそばの花が一面に咲き、青く雄大な御嶽山を背景にした景色は開田高原の風物詩となっています。
信州開田高原、そば畑の景色を見て開田高原産のそばを食べて楽しむことができます。
写真提供:「霧しな」HPから。
現在の状況下、不要不急の外出を避け、可能な限り家の中で過ごすことは、皆さんと、皆さんの家族のみならず、それ以外の人々の安全を守るためにも重要なことです。離れているからといって、皆で一緒にできることがなくなったわけではありません。日本のクリエイター、アーティスト、著名人の方々が、#StayHome (うちで過ごそう) というメッセージや家で一緒に楽しめる動画をさまざまなアイデアと共に届けてくれました。
#StayHome 命を救うために家にいよう。皆で一緒に、今できることを考えよう。
www.YouTube.com/StayHome
伊那市創造館は、そばを題材にした企画展「蕎麦(そば)は正義」を開いている。そば店が数多くある旧高遠町(伊那市高遠町)が、江戸初期のそば好きの藩主が縁で福島県会津若松市と「親善交流」提携を結んでから今年、20周年を迎えることなどに合わせた。伊那市が2012年に「信州そば発祥の地」を宣言した由来といった市とそばの関わりを、パネルなどで紹介している。6月29日まで。
高遠藩主だった保科正之が会津藩主となり、会津地方にそばが広まったとされるエピソードや、辛味大根や焼きみそを溶いた「からつゆ」で食べる「高遠そば」の歴史をまとめた。そば打ちに使う道具なども展示している。
岩手の「わんこそば」など全国14の特色あるそばも紹介。企画展に協力した「信州そば発祥の地伊那そば振興会」会長の飯島進さん(66)は、全国のそばどころが協力してくれたとし、「伊那のそばも知名度が高まってきたと感じた」と話している。
午前10時〜午後5時。火曜休館。入場無料。問い合わせは市創造館(電話0265・72・6220)へ。
【臨時休業】新型コロナウィルスの影響で「伊那市創造館」は4月8日から4月30日まで休館となりました。詳細は伊那市の公式サイト(http://www.inacity.jp/shisetsu/library_museum/inashisozokan/index.html)等をご確認ください。(4月14日時点)
そば打ちの道具(手前)や「高遠そば」の歴史を紹介するパネルを展示した企画展。
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