長野県の原村は「ワイン特区」の申請へ動き出しています。 原村は新たな産業に期待しています。長野県 原村は、申請を検討をしてきた国の「ワイン特区」について、村の特区名称を「八ケ岳西麓原村ワイン特区」に決定しました。
原村がこの秋、内閣府に向けてワイン特区の申請を行います。申請にあたり、原村でワイン用ブドウを生産している人(現在3名)に要望書を提出してほしいと役場農政課の担当者から要請がありました。
八ヶ岳山麓原村ワイナリー構想に向けて、いよいよ村が動き出します。
原村は2020年度、国の「ワイン特区」への申請に向けて本格的に動き出す。村内では現在、3人がワイン用ブドウの栽培を行い、将来的にはそれぞれワイナリーの開設を目指している。村はワイン用ブドウを新たな特産品に位置付け、ワイン造りを「原村ブランド」の一つとして売り出したい考えだ。
原村などによると、近年の温暖化の影響で、ワイン用ブドウ栽培の適地の標高が上がってきているという。標高1000メートルを超え、冬の厳しい寒さがある一方で、寒暖差が大きく、日照時間が長い村の気候風土はブドウ栽培の適地になる可能性を秘めている。
ワインの醸造免許取得には年間6000リットル以上を製造することが酒税法で決まっているが、ワイン特区に認定されれば、特区内で生産されたブドウのみを使用する条件で、年間2000リットル以上に緩和されるという。
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