平成28年4月25日、木曽地域(南木曽町・大桑村・上松町・木曽町・木祖村・王滝村・塩尻市)の文化遺産を紹介するストーリー「木曽路はすべて山の中 ~山を守り 山に生きる~」が、文化庁から平成28年度の「日本遺産(JapanHeritage)」に認定されました。
これは、長野県内は初めての認定です。
7月1日に岐阜県岐阜市で認定式が行われ、文部科学大臣から認定証が授与されました。
長野県南西部、塩尻市から岐阜県中津川市にかけての木曽地域は、総面積2,512km2と小さな県に匹敵する広さを有する。
遥かに仰ぐ御嶽山おんたけさんは古いにしえより魂の還る霊山として人々の信仰をあつめ、その裾野を流れる木曽川は檜の山林と奇岩の渓谷を映し、木曽川沿いに街道木曽路が続く。
木曽路を包む木曽谷の約9割は森林地帯である。
豊臣秀吉の時代、木曽地域は、狭い耕地の作物だけでは領民を養えない地域として、領民は米年貢(米の年貢)の代わりに木年貢(木の年貢)が課され、領民には木年貢を納めることで米が支給された。
木年貢は、米が経済の基礎であった江戸時代になっても踏襲とうしゅうされ、森林資源が木曽地域の人々のくらしを支えていた。
▼関連ページ
日本遺産ポータルサイト(文化庁)
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/
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