長野県の中央アルプスは、昨年2020年3月27日国定公園に指定されました。
コロナ禍の中、イベントの開催が延期されていましたが、今回、自然公園の魅力を県内外に発信するとともに、山岳環境や自然環境の保全、歴史・文化等の理解を深め、一層の利用促進図るためフォーラムが開催されました。
国定公園化により、外国人を中心に観光客が期待できるほか、多様な利用者を受け入れる環境整備が可能になります。コロナ後のインバウンドへの期待も大です。
中央アルプスは、昭和26年から県立公園として管理されてきました。
いままでに国定公園に指定されなかったのが不思議なくらいです。
平成31年に環境大臣に対し、指定の申出が行われ、中央環境審議会での答申を得て国定公園に決定されました。
中央アルプスは、国内でも有数の氷河地形を有しています。また、地域にとっても親しみのある山々を有する地域。特に、上伊那の中学校が登山を行う駒ケ岳は誰もが知る山。箕輪中学校にとっては、「聖職の碑」でも知られる大切な山でもあります。今回のフォーラムを通じて中央アルプスのすばらしさを改めて理解し、規制と活用が両立することが期待されます。
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