長野県箕輪町に本社工場のあるKOA株式会社が長野県内全18拠点の使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えたと発表しました。
KOA株式会社は、電子部品製造大手です。
循環型地域社会の実現など、地域貢献策に積極的に取り組んでいます。
長野県箕輪町が策定を進めている「地球温暖化対策実行計画」のモデルです。
年間電力量の約5万3000メガワット時を長野内の水力発電の電力で賄うというものです。
長野県企業局の水力発電所で発電した電気、「信州Green(グリーン)でんき」を拡大導入する。
レストランや研究開発部門だけでなく、生産工場も対象とすることに。
約2万3000トンの二酸化炭素(CO2)排出削減を見込んでいます。
信州グリーンでんきは、長野県内17水力発電所で発電した「信州産電気」です。
使用する場合は、通常料金のほか新たな電源開発などに役立てるための費用を負担する。(割高ですが)
法律上の温室効果ガス排出量算定に当たり、CO2排出係数をゼロとして算定できます。
■「信州Greenでんき」プロジェクト
https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3272617_21432.html
長野県企業局が運営する県内の水力発電を活用し、CO2フリーの環境価値に加え、電源の種別や産地を特定した電力を供給することで、信州産電力の地産地消化や再生可能エネルギー率の向上等を目指す取り組みです。
KOAさんの取り組みが地域に広がる期待がもてます。
以上の記事は、長野県箕輪町町長のブログから一部引用転載して再編集して掲載しています。ご了承下さい。
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