名古屋長野県人会報誌「中京の信州人」に広告の協賛をいただいた方々に県人会情報と名古屋・愛知の文化・経済の近況をお知らせしています。
目次
・近況~伊那食品工業の森田豊美名古屋支店長より「モンテリイナ」3月開業
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愛知県と信州をつなぐ~名古屋長野県人会通常総会の貴重な出会い
伊那食品工業の森田豊美名古屋支店長より
「モンテリイナ」
3月開業紹介
「かんてんぱぱ」で知られる伊那食品工業(伊那市)は3月中旬、複合商業施設「monterina(モンテリイナ)」を本社のあるかんてんぱぱガーデン隣接地に開業します。
伊那食品工業名古屋支店の森田豊美支店長によると、自社関連商品のほか、地元農産品、キッチン雑貨などを幅広く扱うそうです。今年1月19日の信濃毎日新聞によると、塚越英弘社長は、モンテリイナを「食に関するセレクトショップ」と位置づけているそうです。
名前の由来は「山」を意味するイタリア語のモンテと、本社のある伊那(イナ)を組み合わせた造語です。建物は鉄骨2階建て、延べ床面積は2300平方㍍。1階は食品・農産物販売スペースやイートインコーナーができます。同社のネットワークを生かして海産物加工品や調味料など全国の名産品をそろえるとのことです。イートイン専用のカフェスペースには、南アルプスを眺望できるテラス席を設けるそうです。子会社の米沢酒造(中川村)のショップも入ります。
2階にはキッチン用品などの雑貨やプレゼント品を集めたショップと、展示会ができる多目的ホールができます。完成予定図は「中京の信州人」第70号の表紙裏に掲載されています。
数年前、かんてんぱぱガーデンで半日をすごしたことがありました。自社の農場で栽培した夏野菜を使ったカレーをおいしくいただきました。手入れの行き届いた庭を散策したり、寒天のできるまでを学んだりできます。塚越寛最高顧問の「年輪経営」についての本が置かれていたことを思い出します。
年輪経営は、木が年輪を重ねるように、少しずつ確実に会社を成長させるための経営です。当たり前のようで、目先の利益を追わなければならない経営者には難しいことです。
この年輪経営について、名古屋の経済記者、特にトヨタ自動車を担当したことのある記者の多くは塚越最高顧問の名前や実績を知っています。豊田章男社長が経営の師と仰いでいるからです。いまも各地から助言を求める年輪経営ファンは多く、かんてんぱぱファンとともに顕在です。
文責 広報文化委員会長
伊那食品工業は3月18日、「食のセレクトショップ」を掲げた複合型の新商業施設「monterina(モンテリイナ)」を、本社エリア「かんてんぱぱガーデン」内にオープンする。
同社商品はもちろん、全国各地から選び集めた加工食品、県内・地元の青果物などを販売。軽食やスイーツが楽しめるイートイン型のカフェスペース、屋外ドッグラン場も設け、コンセプトの「おいしい出会い」を提案する。