本学を卒業した力士が大関に昇進したことは初めてのこととなります。
当日は本学主催の表彰式を開催し、安齋隆理事長、並びに矢口悦子学長の祝辞が述べられ、御嶽海関からコメントをいただきました。
本学ではこれからも御嶽海関の活躍を応援してまいります。
■御嶽海関コメント
東洋大学理事長賞を頂き、誠にありがとうございます。心より嬉しく思っております。
大関昇進が決まるまで7年、長い間お待たせしてしまいました。番付がある世界で諦めも必要なのかと思ったこともありましたが、大関としての姿を見たいという声に背中を押され、応援してくれる皆さんの期待に応えたいという思いで、ここまでくじけずにやってこれました。
両親からは、ここからが目標のスタートラインであり、正念場。怪我をしないで長く相撲を取ってほしいと言葉をかけられました。まだ上の番付があるので、下を見ずに、また現状維持に甘んじずに、横綱昇進を目指して頑張っていきたいです。今まで以上によい相撲内容、よい結果を届けられるようこれからも日々精進しますので、皆さんも今まで以上に熱い声援をお願いいたします。
東洋大学出身の力士が、自分のほかに6人大相撲にいます。自分の後に続いてくれる後輩たちばかりだと思うので、一緒に大相撲を盛り上げていきたいです。
■学校法人東洋大学 理事長 安齋隆からの挨拶
大関昇進、あっぱれです。おめでとう。そして感動をありがとう。勝てば当たり前、負ければ稽古が足りないと言われる厳しい世界で、大変なこともあったかと思いますが、大関昇進がようやく実現してほっとしています。
これからも精進し続けてください。
■東洋大学 学長 矢口悦子からの挨拶
東洋大学には他者のために自己を磨き、活動の中で奮闘するという言葉があり、これを東洋大学の心として大事にしています。御嶽海関がその言葉通りに相撲道の中で奮闘されていることは嬉しいことです。心から敬意を表し、今後の活躍を期待しております。
■御嶽海関プロフィール
本 名:大道 久司(おおみち ひさし) 2015年3月 東洋大学法学部企業法学科卒業
出 身:長野県木曽郡上松町。長野県木曽青峰高等学校に進学。
戦 績:東洋大学在学中に全国学生選手権や全日本選手権を制し、2015年に出羽海部屋入門を発表。同年3月場所での幕下10枚目格付け出しデビューから21場所目となる2018年7月名古屋場所で初優勝。2022年1月に行われた大相撲令和四年一月場所において13勝2敗の成績で3度目の優勝を果たし、大関昇進が決定。
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