長野県は6日、信州出身で227年ぶりに大関に昇進した大相撲の御嶽海関(木曽郡上松町出身)への「県民栄誉賞」の贈呈式がありました。
東京都内から羽織はかま姿で駆け付けた御嶽海関は、表彰状や記念品の木曽漆器グラスを阿部守一知事から受け取りました。
11勝を挙げた3月の春場所は、自身初の2場所連続優勝には届かなかったが阿部知事から「さらに精進を重ねて活躍してほしい」とエールを送られると、御嶽海関は「大関の自分を皆さんに楽しんでもらってから、横綱を目指したい」と軽妙に返しながら、最高位への意欲をにじませました。
長野県民栄誉賞は2015年に創設され、各分野で特に顕著な功績を挙げた個人・団体に贈られる。御嶽海関は5人目の受賞。贈呈式には、御嶽海後援会(事務局・木曽郡木曽町)の永瀬完治会長や村上智明幹事長らも出席しました。
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