「長野県のような寒いところで、ラナンキュラスなんて繊細なお花が咲くのかしら?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この時期に旬を迎えるラナンキュラスのような球根花は、むしろ寒さに当たることで元気に育ってくれます。
現地の冷涼な気候と朝晩の温度差、日照量の多さを生かし、球根に負担をかけないように自然にじっくりと育てることで、切り花として出荷後も長く楽しんでもらえる丈夫なラナンキュラスになるのですね。
そんなフラワースピリットさんのラナンキュラスの生産数量は、なんと日本一!!
代表の上條信太郎さんは、日本の花業界ではカリスマ的存在です。
年間270万本も出荷しているラナンキュラスを筆頭に、アネモネやトルコキキョウ、キンギョソウなどの多くの花を生産し、全世界への輸出も積極的に行っています。
またフラワースピリットさんのラナンキュラスは、10年に一度、オランダで開催される花のオリンピック「フロリアード」の2012年大会の球根の花部門で、堂々の世界一を受賞されています。
オランダといえば、世界に先駆けてICT化された大規模施設栽培を誇り、世界最大規模のアールスメール花市場を有する花大国ですね。
よいはなスタッフも、「フロリアード」を訪れたことがあるのですが、10年に一度とあって、世界中の花き産業の最先端技術が結集した広大な会場にただただ圧倒され、当初一日の予定だったものを数日間かけて巡った記憶があります。
そのような祭典で、世界中から認められ一位を受賞するというのは、とくかく凄いことです。ちなみに今年2022年は10年に一度の開催の年です。お花好きであれば是非とも一度は行ってみたい祭典ですね。
花びら一枚一枚が空気をまとい、赤ちゃんの頬のような柔らかさを感じさせる花びらと、それを支えるしっかりとした茎。
日本における、ラナンキュラスの切り花生産を率いるフラワースピリットさんの商品を、ぜひご自宅でお楽しみください。
よいはなでは、ピンク系、ローズピンク系、グリーン系、ベージュ系、パープル系、MIX系、シャルロットロ―ズの7展開となっております。
またフラワースピリットさんのラナンキュラスは、10年に一度、オランダで開催される花のオリンピック「フロリアード」の2012年大会の球根の花部門で、堂々の世界一を受賞されています。
オランダといえば、世界に先駆けてICT化された大規模施設栽培を誇り、世界最大規模のアールスメール花市場を有する花大国ですね。
オランダのフェンロ―で開催された【フロリアード2012】は花のオリンピックといわれる10年に1度の花の祭典です。
この祭典では切花等のコンテストが行われ花の世界一を決めるのです。
フェンロ―広い会場は世界各国の花の展示ブースとコンテスト会場に分かれており、展示ブースでは各国の趣向を凝らした花の展示がされています。
花のコンテストは4月から10月までの開催期間を春・夏・秋の3つの期間に分け、テーマや品目に基づいて2週間おきに審査会で審査され10.0満点の点数が発表されます。
春・夏・秋の各期を通しての最終的な各賞(1席・2席・3席等)が決まるのは各期間終了後です。
「フロリアードに参加するからにはそれなりの結果を残したい。次に開催されるのは10年後。10年後も花作りをしているかどうかはわからない。結果を残すなら今しかない。長年取り組んできたトルコギキョウで賞を取りたい。スーパーローヌという子供の頭ほどの大きさになる大輪のラナンキュラスを世界の人たちに見て欲しい」そう決め手はみたものの、丹精込めた花達をベストな状態にオランダまで送り届けるにはどうすればよいのか。
圃場で花を切り出してからオランダに着くまでに5日かかり、審査が行われるのは更に2日後。切り花後の1週間を、空輸され箱の中にいれられたままの状態からの審査は花達には厳しいものです。
考えられるかぎり考え、やれることは全てやり、最善と思われる方法で花を送り出してからの1週間はいつになく長い1週間でした。そして審査結果発表。春の球根部門でラナンキュラスが、夏の切花部門でトルコギキョウがそれぞれ1席となりました。
高校を卒業し大学で農学を学び現在に至るまで、ともかく素晴らしい切花を消費者に届けたいという想いで頑張ってきました。その中で多くの人との出会いがあり助けられてきました。乗り越えねばならない幾多の壁がありましたが、自分を信じて焦らずにしっかりした目標を定めて歩んできました。昨年のフロリアードでの受賞は長年の花き栽培の集大成でした。フロリアードは10年に1度しか開催されませんが、より広く花を知ってもらうために2020年に東京で開催されるオリンピックに併せて、日本で花のオリンピックを同時に開催しようと動きはじめたところです。夢はまだまだ広がります。
多くの卒業生は農業とは無縁の世界へ進んでいるでしょうが、農業は捨てたものでもありませんよ。興味のある人は出かけてみてください。
長野県松本市を中心に、行政区を超えて切花生産者27名で構成する花き栽培組織。ラナンキュラスを今のような人気品目に育てあげた第一人者。綾園芸(宮崎県)の草野修一さんの品種をメインに約150品種、年間270万本のラナンキュラスを出荷。オリジナル品種も多数。ほかにリシアンサス、キンギョソウ、アネモネを栽培し、米国などへの海外輸出にも取り組んでいる。
詳細はこちらから。
https://floriade.com/
https://www.yoihana.com/
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