長野県上松町は今年で町制100周年を迎えます。
記念事業として、木馬引き大会で世界記録に挑戦します!
そのための費用を集めるためにクラウドファンディングに挑戦することになりました。
木馬(キンマ)とは、かつて木材を搬出するために使われたソリ状のものをいいます。杣人によって伐られた材は木馬に積み上げられ、盤木と呼ばれる丸太を枕木のように敷いた木馬道の上を滑らせるようにして運び出されました。
「木曽谷運材の実況(木馬)」 明治末期頃(写真:個人蔵)
およそ2トンもある木材を運び出すこの操作はかなり難しく、熟練された技が必要とされ、時には運搬中に死傷者が出ることもあったといわれています。
先人の苦労を忍び、また林業の町である誇りを後世に伝えるべく、上松町では30年以上前から「木馬(きんま)引き大会」を行ってきました。
コロナ禍の影響で今年は3大会ぶりに開催されますが、町制施行100周年を記念して、世界記録に挑戦します!次の100年に林業文化を伝承し、この行事を後世に残していくために、皆様のご支援、ご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
林業のまち、上松町の伝統文化を未来へ。
3大会ぶりの「木馬(きんま)引き大会」で世界記録に挑戦!
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
上松町制施行100周年記念事業 実施本部・木馬引き実行委員会です。
長野県の南西部に位置する木曽郡・上松(あげまつ)町は、豊かな自然と歴史に育まれた風光明媚な町で、近年は郷土力士の活躍でも名が知られています。
古くから中山道の宿場町として知られ、松尾芭蕉が詠った木曽の棧や、街道随一の絶景を誇る寝覚の床や小野の滝が旅人をなぐさめてきました。
また、中央アルプス木曽駒ヶ岳の玄関口でもあり、町の面積の9割が森林です。
南西部にある赤沢自然休養林は、日本三大美林のひとつとして知られ、良質な木曽ひのきの産地として、20年に一度執り行われる伊勢神宮の式年遷宮において、ご神体の器となる御神木が伐り出される神聖な森です。
そんな林業のまちに、30年以上続く伝統行事「木馬(きんま)引き大会」があります。
今回は、この木馬引き大会で世界記録に挑戦するための費用を集めるクラウドファンディングに挑戦します。このプロジェクトを通して、上松町とこの大会を多くの方に知っていただくチャンスとして、また、次の100年に林業文化を伝承し、この行事を後世に残していくために。
ご賛同いただけましたら、ぜひご支援をいただけますと幸いです。
大会概要について
①令和4年10月8日(土)全国木馬引き大会開催
※この大会のタイムレース上位3組は11月3日に開催される世界記録に挑戦する世界大会に出場できます。100mの距離を1チーム8人で、総重量450kgの木馬を引いて競います。
②令和4年11月3日(木・祝)世界木馬引き大会開催
全国大会で選出された上位3組が世界記録に挑戦します。今回の記録が今後の世界大会の基準値となります。
*町制施行100周年記念行事
11月3日(木・祝)9時00分~17時00分
・午前の部:記念式典、駅伝大会
・午後の部:世界木馬引き大会
ステージイベント、郷土食のふるまい、上松町の100年を振り返る写真展などが催されます。
※台風などの荒天や新型コロナウイルス感染症の状況などにより大会が延期になる場合があります。その際は、状況をみながら関係機関と打合せをした後に改めて開催日をお知らせいたします。万が一開催が延期、中止の判断になった場合でも返金はいたしかねますのでご了承ください。
目標金額と資金の使い道
目標金額:200万円
皆さまからいただくご支援は、木馬引き大会で世界記録に挑戦(申請)するための費用に使用いたします。
※このプロジェクトはAll-in形式での挑戦です。万が一、目標金額に到達できない場合でも必要な資金を自己資金で補填するなどして実行いたします。
私たち木馬引き実行委員会は、34年前に上松町商工会青年部によって結成されました。 夏祭りを盛り上げるためにイベントを模索していく中、林業の町上松ならではの、後々も続けていけるようなイベントをということではじまったのが「木馬引き大会」です。
今回、町制100周年を記念してこの木馬引き大会を後世に残し世界に発信するべく、様々な方面から多くの皆様のご協力をいただき、このプロジェクトを立ち上げています。
長野県上松町観光協会
電話 0264-52-1133
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