~信州旬の味で、地域ブランド作り~
「川中島白桃」発祥の地、長野市川中島地区で、地元の農産物をジュレなどの加工品にして販売を行っている「NPO法人信州・川中島平ファクトリー」があります。
地域資源を活用した新しい取り組みが評価され、平成25年度には、長野県「地域発元気づくり支援金」知事賞を受賞しています。
長野市川中島地区は、「川中島白桃」発祥の地であり、現在も原木が存在するだけでなく、実も結びます。しかし、農家の高齢化は深刻であり、後継者不足による桃畑の宅地化が進んでいました。
長野の地で地域産商品を作りたいと、平成23年産地工房を立ち上げます。
「川中島白桃」などの桃や、林檎、ラ・フランス、ぶどう、杏などの農産物を直接農家から買い取り、ジュレ、ジャムの加工を始め、かけ合わせが面白いミックスジャムのコンフィチュールや、現在ではドライフルーツなども加工しています。
桃の中でも、8月下旬から9月初旬と収穫期が短い「川中島白桃」をジュレで優しく包んで瓶詰したのが「川中島白桃ジュレ」です。
新鮮な桃の美味しさが最大限に引き出せるように、日々変化する桃の糖度に合わせその都度調整し、瓶の中で二か月かけて熟成していきます。
木で熟した果実のみを使用しているので、桃本来の甘さと果肉の歯ざわりが生きているのが最大の特徴です。都市部を始め、全国へ、長野県が誇る果物本来の良さをアピールできる商品です。
「信州・川中島平ファクトリー」では、農家間のネットワークを構築していくことで農作物の品質や地位の向上をめざそうと、桃農家を中心に、林檎、ブルーベリー、銀杏などの農家間をつなぐ勉強会を年数回開催しており、農家以外にも、住民・販売・行政・メーカーなど様々な業種の方が積極的に参加しています。
名称 |
NPO法人信州・川中島平ファクトリー |
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所在地 |
長野市里島76番地2 |
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HP |
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