長野県は、全県に新型コロナウイルス感染症の「医療警報」を発出しました。
新型コロナ新規感染者が再び増加傾向にあります。
確保病床使用率も長野県内は3日連続で25%を上回っています。
このため、長野県内9圏域(木曽地域を除く)の感染警戒レベルを「4」に引き上げました。
今月上旬にレベルを下げたばかりだが、新規感染者が増加傾向で医療の負荷がかかることを懸念します。
長野知事は会見で、
入院する人のうち、65歳以上の高齢者が9割を占めているため、
「重症化リスクの高い人が人の密集した場所に行くなど感染するおそれの高い行動をとる時には、十分注意してほしい」と言っています。
また、「この冬が正念場となる。安心して新年が迎えられるよう基本的な感染対策を徹底するとともに、新型コロナとインフルエンザのワクチン接種を検討してほしい」と訴えています。
南信地区は、長野県下4ブロックの中で、確保病床使用率が34.8%と一番高くなっています。
上伊那地域は、諏訪、南信州に比べ感染者は少ない状況ですが、福祉施設や医療施設での感染が多い状態が続いています。
◆長野県からのお願いについて以下に掲載します。
1 重症化リスクの高い方は十分に注意を。
2 常時換気、窓開けによる換気の徹底を。
3 症状がある場合は、出勤、外出等人との接触を避けて。
4 体調不良時に備え、検査キット、解熱鎮痛剤を用意を。
5 重症化リスクが低く軽症の場合、自己検査を。
陽性の場合は、オンライン登録を。
6 オミクロンワクチンの速やかな接種を。