長野県では、阿部知事が記者会見を行い、新型コロナ第8波が流行するなか、特に若い方への協力依頼を行いました。 新型コロナ第8波が続いて、新規感染者の増加に伴い死亡者数が極めて多い状況が長野県内では続いています。
■最近の長野県内年代別感染状況(1月5日~1月11日)は、
10代未満 1677人(9%)
10代 1877人(10%)
20代 3159人(17%)
30代 2644人(14%)
40代 2609人(14%)
50代 2378人(13%)
60代 1621人(9%)
70代 1209人(7%)
80代以上 1223人(7%)
新規感染者は、高止まりの傾向が続いています。ピークアウトとはいきません。
年末年始における若い皆さんの活動が活発化していることがありますが、
ワクチン接種率が低いことも原因かと思われます。
若い皆さんの重症化率は低いものの、重症化リスクの高い人特に高齢者への感染の危険もあります。
累計では、長野県内の感染者は、41万6千人を超えました。
これは、人口の5人に1人は感染したことになります。
気になるところは、死亡者の増加です。昨年の12月からの1か月あまりの間にこの3年間で亡くなられた方の3分の1を占めていることです。
■長野県からの若い方への協力のお願いです。
●「基本的な感染対策の徹底」と「オミクロン株対応ワクチン接種の検討」をお願いします。
●高齢者や基礎疾患のある方等重症化リスクの高い方との接触機会をできるだけ減らしてください。
●日ごろの体調管理を十分に行い、何らかの不調のある場合は、職場や学校を休んでください。
医療・介護従事者など、年末年始もコロナと闘っている方々に思いを 馳せていただき、県民一丸となって新型コロナ第8波を乗り越えましょう。
長野県の阿部知事は、
「新型コロナに感染し死亡する人がこれまでになく多い状況が続いています。
オミクロン株の重症化率が下がっていることが伝わり、若い世代の危機感がこれまでに比べると薄くなっているのではと思います。もう1回基本的な対策を取っていただきたいと思います。
今冬インフルエンザも流行期に入り、今の状況では患者が増えていく可能性もあるので、同時流行への警戒をお願いします。
特に感染者数の割合が多い20代は、高齢者や基礎疾患のある人などとの接触をできるだけ減らしてほしい。
令和5年1月12日 長野県知事 阿部 守一
●長野県の関係資料へリンクしています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kensei/koho/chijikaiken/2022/documents/20230112-1.pdf
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