農業経営に意欲的に取り組み、すぐれた功績をあげた農家や団体などに贈られる「日本農業賞」の長野県代表に、箕輪町の酪農家と安曇野市などで夏から秋にいちごを生産する部会が選ばれました。
「日本農業賞」は、JA全中とNHKが主催するコンクールです。数ある表彰の中でも知名度の高い表彰です。表彰される農家は、意欲的に農業経営に取り組む農家と評されています。
今回、「個人経営の部」の長野県代表に長野県箕輪町南小河内の根橋英夫さんが選ばれました。根橋さんは、酪農家の多い箕輪町にあっても、最大規模農家です。家族経営を主体としています。
今回の受賞では、自給飼料として地場産の牧草や県内産の飼料米などを活用しコストを抑えていることや、牛のストレス軽減に配慮した畜舎や運動場の整備などが評価されました。
自給飼料として地場産の牧草や県内産の飼料米などを活用してコストを抑えていることが評価されたとのことです。箕輪町内の各地に採草地を管理しています。また、根橋家が経営するソフトクリームがおいしい「信州みのわ愛す工房」も有名です。
根橋さん、おめでとうございます。全国でも素晴らしい成績があげられますように応援しています。飼料や燃料が高騰している中です。営農の継続も大変かと思いますが、アイデアマンの根橋さん、更なる技術革新を期待します。
また、「集団組織の部」で県代表に選ばれた「JAあづみ夏秋いちご部会」は、安曇野市や松本市でいちごを夏から秋にかけて生産していて、安曇野の豊富な地下水を利用した冷却技術や、市場のニーズに対応したさまざまなパック詰めなどが評価されました。
「日本農業賞」は、JA全中=全国農業協同組合中央会とNHKが主催していて、1月16日は長野市内で県代表の表彰式が行われました。
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