2月11日に、伊那市高遠で恒例の「高遠ダルマ市」が開催されました。
高遠のだるま市は、400年も続く伝統のお祭りです。
新型コロナで3年ぶりにかいさいされました。
前日の大雪の後で、鉾持神社の参道は雪が残ります。
参道のだるま市は、大勢の人出でした。
この日ばかりは、高遠の町は賑やかな城下町の雰囲気を感じました。
鉾持神社の境内では今年初めて、参拝者に「どぶろく」が振る舞われました。
台所事情が苦しい同神社を支援する輪を広げたいと、氏子総代らが社務所で酒母をつくり、地元の酒蔵「仙醸」が醸造しました。
毎年2月11日に境内で行われる五穀豊穣を祈る祈年祭。
室町時代から続いており、もともとは籾種の交換・販売や蚕種の販売を行っていたが明治中頃からだるまの販売が始まり、だるま市と呼ばれ親しまれるようになった。
伊那谷唯一のだるま市。中でも幸運をもたらすという福だるまを求める人で賑わった。神社周辺一帯では飾り人形が展示され、地元の産物などが販売されている。
「十四日市」の名は、元々旧暦正月14日に行われていたことに由来する。
一般的な赤い福だるまをはじめ、鉢巻きを描いた合格だるま、猫の顔を模しただるまなど多彩です。
鉾持神社(ほこじじんじゃ)は、長野県伊那市高遠町西高遠にある神社です。
創建は721年(養老5年)。信濃国司の小治田宅持により伊豆神社の天津彦火瓊瓊杵尊、箱根神社の天津彦火火出見尊、三嶋大社の大山祗命、それぞれの分霊を町の西部にある権現山より勧請し、信濃国司源重之により969年(安和2年)に伊那郡笠原荘に遷座したものです。
所在地 :伊那市高遠町西高遠1600
TEL:0265-94-4421
アクセス :伊那ICから 15km 30分
諏訪ICから 31km 50分
JR飯田線 伊那市駅下車 バス25分
駐車場: 普通車5台