日本のトヨタのラリーカーにブレーキを提供している会社が、長野県佐久市にある「エンドレス」です。
モータリゼーションに於いて安全性の確保を最大の目的とし、ブレーキ関連製品の開発を独自の視点から手掛けています。
何よりも速く走る為の高性能ブレーキシステムを目指し、常に環境への配慮を心掛けた製品開発への取り組み実施しています。
「カスタムカー」と呼ばれる改造車用のブレーキ製造では、国内シェアトップを誇ります。
去年11月には、国内で12年ぶりとなる選手権が愛知県と岐阜県を舞台に開催され、その迫力と高度なドライビングテクニックを堪能しました。
ブレーキの原理は「摩擦力」。それゆえに、走れば走るほどすり減っていくのですが、この会社のブレーキの特徴は、驚異的な耐久性にあります。
一般的には、レース中に最低1回の部品交換が必要とされています。ところが、この会社のブレーキは1度も交換することなく24時間のレースを耐え抜き、関係者を驚かせました。
日本国内のレースシーンはもちろん、F1やWRC世界ラリー選手権などで世界中のレーシングカーに装着されるほか、チューニングカーでも絶大な信頼を誇る高性能ブレーキシステムを製作するエンドレスです。
またサスペンションやオイルなども手がけ、サーキットでその会社のロゴを見ない日はないと言っても過言ではありません。