分杭峠から北の方角をみると、中央構造線という大地の動きを示し、直線的に浸食されてできた谷の眺望を見通すことができます。谷沿いにはケルンコル(断層鞍部)やケルンバット(断層小丘)と呼ばれる断層活動によってできた地形を見ることもできます。
伊那市長谷と大鹿村の境にもなっており、「従是北高遠領」と刻まれた石柱は、かつての高遠藩の境でもあったことを今に伝えています。また、火防(ひぶせ)の神をまつった秋葉神社へつながる信仰の道「秋葉街道」としても、この峠は利用されてきました。
バス乗降場から北側の谷へ降りて行った場所(気場と呼ばれるところ)には、神社や仏閣もなく、巨木や巨石などの信仰の対象もありませんが、この場所で静かにゆったりと過ごすことが癒しになっているという方も多く訪れています。
自家用車での通行はご遠慮いただき、専用のシャトルバスをご利用ください
・峠氣場付近での路上駐車は事故誘発にもつながります。固くお断りいたします
・分杭峠付近の国道152号は道幅が狭い林道です。大鹿村方面へ通行する際には走行に充分ご注意ください
・タクシー等を利用の場合でもシャトルバスへお乗り換えください
12歳以上1,000円、12歳未満500円
(分杭峠周辺環境整備のための協力金含む)
注記:シャトルバスを利用される場合は、入場口で乗車券をご提示いただき、ご入場ください。
注記:特段の事情によりシャトルバスを利用せず入場される場合は、入場する際に協力金(500円)をお願いしています。
伊那市役所
商工観光部 山岳高原観光課
電話:0265-98-3130
ファクス:0265-98-2029
一般社団法人 伊那市観光協会
℡ 0265-96-8100 (平日のみ 8:30~17:15)
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