長野市立通明小学校は、1873年(明治6年)に宝昌寺に設立され、2023年(令和5年)に創立150周年を迎えます。
この間、地域を支える数多くの人材を輩出し、篠ノ井繁栄の礎を築いてきました。
この歴史ある学び舎で、子どもたちが伸びのびと6年間を過ごし「健康な心と体」を育むことができるのも、教育に情熱を傾けてくださる先生方のお陰であり、惜しみない支援を続ける地域のみなさんの「通明愛」の賜であります。
子育てしやすい環境である証です。子どもたちの響き渡る声は、地域にとって喜びであり、心の栄養です。まさに通明小は、「地域の活力の中心」。その活力は、世紀を超えて、先輩から後輩へ、過去から現在、そして、未来へと受け継がれます。
記念の年にむけて、150周年記念事業実行委員会が始動しました。
この事業が、これまでの歴史を振り返り、来る200周年に向け、歩み始めの起点となればと思います。皆さまにおかれましては、様々な面でご協力をお願いすると思います。
是非一緒にこの事業を進め、盛り上げて頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
通明小学校150周年記念事業実行委員会
明治5年に近代的学校制度を定めた教育法令である「学制」が発布され、通明小学校はその翌年、明治6年に当時の御幣川村宝昌寺に設立されました。漢学者であった初代校長の小林全苗先生は、儒教の経書である「中庸」から、「至誠通神明」の語句より「通明」という二文字を選び校名にしたと記録されています。 「至誠神明に通ず」とは、「この上もない誠は、神に通じる」を意味します。また神明とは人の心との意もあり、「この上もない誠は、人の心に通じる」とも解されます。この言葉は建学の精神として、激動する時代の変遷を経ても変わることなく、学校の基本方針として貫かれて参りました。
さて、通明小学校には、小学校としては大変珍しい同窓会が存在します。歴史は古く、既に大正8年には設立され、講演会や教職員の歓送迎会、周年記念事業等の実施運営を長く担っていました。しかし、戦争により活動の中断を余儀なくされ、戦後は昭和22年に設立されたPTAが活動主体を引き継いだことで、実質的な休止状態となりました。その後、百周年の記念事業推進にあたり、同窓会の役割が見直され、新たに設立する機運が高まったことから、昭和48年8月25日に再結成されました。同窓会設立の趣意書には、「卒業生と学校に関係のある人を含めたこの同窓会は、お互いの生涯の心のふるさとであり、同窓生は生涯の知友であり学友である。お互いの親睦を温める母校につながりを持つことは、人生の幸せであり、母校の発展は地域社会の発展の源泉である。」と記されています。
創立150周年記念事業募金に関するお問い合わせは、
下記までご連絡ください。