長野県須坂市消防団ラッパ隊
須坂市消防団のラッパは日本一の評価を受けています。
長野県消防ラッパ吹奏大会では、出場した14大会中、優勝12回、準優勝2回の成績を収めています。
昭和58年の準優勝に始まり、平成元年から24年まで出場した大会で10連覇を果たしました。
平成26年は惜しくも準優勝、次大会の平成28年は優勝に返り咲き、平成30年大会も優勝、出場2連覇を達成しました。
1 須坂市の紹介、須坂市消防団の沿革
須坂市は長野県の北東部に位置し、東は群馬県嬬恋村に接し、西は日本一の長さを誇る千曲川を隔てて県庁所在地である長野市と接し、北は小布施町と高山村に接しています。
須坂市には、日本の滝100選に選ばれている須坂市指定名勝の「米子の瀑布」、レンゲツツジが咲き誇る「破風高原」等大自然の宝庫があります。
また、さくら名所100選・日本の名松100選に選ばれた臥竜公園内にある須坂市動物園は、全国的に有名になったアカカンガルーの「ハッチ君」がおり、大勢の来園客で賑わってます。
須坂市は現在、工業とりんご・ぶどうなどの果樹農業がさかんな生産都市で、人口5万余を有する都市となっています。
須坂市消防団の歴史は明治21年にさかのぼります。
須坂町上町に私設消防組(組員38人)が創設され、その後も順次創設された、近隣町村と合併し、消防組の組織強化が図られました。
昭和29年に市制が施行され、消防団も須坂町消防団から須坂市消防団と名を改めました。
その後も近隣町村との合併等により団員の増加を繰り返し、平成14年に見直しした定数改正により11個分団、定員881人で現在に至っています。
2 ラッパ隊の概要
須坂市消防団ラッパ隊は、正副ラッパ長の指揮のもと11個分団にラッパ
員が属し活動しております。また、県内でも非常にレベルが高いことで有名です。
毎年行われている「長野県消防ラッパ吹奏大会」には、平成元年から出場
する度に優勝しており、昨年はついに8連覇という快挙を成し遂げました。
須坂市消防団ラッパ隊は「常勝・須坂」として、県内はおろか全国にその名をとどろかせています。
昨年7月、長野県立科町で行われました第17回消防ラッパ吹奏大会において、 須坂市消防団が優勝して大会出場8連覇を達成しました。
3 活動の様子や特色
平成20年3月7日に日本武道館(東京都千代田区)で開催されました『自治体消防60周年記念事業』において、全国の消防団ラッパ隊を代表する形で長野県消防団ラッパ隊として中野市及び辰野町との合同吹奏を披露しました。
また、平成20年10月11日には東京ビックサイトおいて開催されました
『地域総合防災力展』のオープニングで消防ラッパ吹奏を行ないました。
他県の消防ラッパ隊の方々との交流と吹奏を通じて、消防ラッパのすばらしさを全国に発信したいと考えています。