長野県感染症情報 令和5年第44週(10月30日~11月5日)で、インフルエンザの定点当たりの患者数が32.89人(定点数:88か所、患者数:2,894人)となり、警報の基準値である30.0人を上回ったことから、長野県はインフルエンザ警報を発表しました。
1999年4月の調査開始以降、最も早い発表です。
しばらくの間は流行の継続が懸念されますので、次の点に留意して「かからない」「うつさない」ように十分注意し、感染拡大防止に努めましょう。
現在、インフルエンザの流行で、幼稚園1園と小中学校5校が休園、休校しています。
また学年閉鎖、学級閉鎖は118カ所で確認されています。
外出後などは、流水や石けんを使って十分な「手洗い」を行いましょう。
アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
体の抵抗力を高めるために、十分な休養を取り、栄養にも気を配りましょう。
室内は適度な湿度を保ちましょう。こまめな換気を心がけましょう。
人が集まる場所へ出かける場合には、適切なマスクの着用を心がけましょう。
特にご高齢の方や基礎疾患のある方は、人混みや繁華街への外出をなるべく控えましょう。
咳やくしゃみがある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを心がけましょう。
発熱や咳、全身倦怠感などが見られる場合には、登校や出勤、外出を控えることを検討してください。
インフルエンザワクチンは、発病する可能性を低減させる効果と重症化予防に一定の効果が認められていますので、接種について検討しましょう。
(インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同日に接種することが可能です。)