昼夜の寒暖差が大きく、全国でもトップクラスに日照時間が多い長野県で今リンゴの出荷最盛期です。ぎゅっと甘さと旨みを蓄え、旬の時期に出荷されるリンゴは全国生産量が第2位で、長野県オリジナル品種の中でも人気の3品種が「りんご三兄弟®」と呼ばれているものが人気です。
その人気の長野県オリジナルの品種は「シナノゴールド」、「シナノスイート」、「秋映」の3品種が「りんご三兄弟」です。
(注)りんご三兄弟®は全国農業協同組合連合会の商標です。
①秋映
「千秋」と「つがる」の交配品種で、黒みを帯びた濃赤色が特徴。果肉は硬めで歯応えがあります。甘味もありながら酸味はやや強く、癖になる味と芳醇な香りが魅力です。
②シナノスイート
人気の品種「ふじ」と「つがる」の交配品種。果汁が多く、甘味が強く、酸味が少ないので老若男女愛される味。すっぱいのが苦手な人にもおすすめです。
③シナノゴールド
「ゴールデンデリシャス」と「千秋」の交配品種。果実は引き締まった食感で、香りが高く、爽やかな甘さが特徴です。シナノゴールドは「yello®」の名称で世界的な評価が高く、2016年には長野県とイタリアの南チロルの生産団体がライセンス契約を結んでいます。
JA長野県産のりんごがおいしい理由は、豊かな自然条件とJA生産者の技術にあります。
長野県は平均標高が高く昼夜の寒暖差が大きいため、りんごは栄養を蓄え、甘さと旨味を生み出します。そして、その特徴的な地形を活かし、リンゴの収穫量は多く、作業の省力化が可能な「高密植わい化栽培」に取り組んでいます。
また、JAの生産者は出荷基準を満たした、美味しいりんごを全国に届けるため、日々の生産工程に情熱を注いでいます。
JA全農長野では、青果にならないリンゴも加工用として出荷しSDGs(Sustainable Development Goals)につなげています。
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