新しい変異株が生まれては流行の波を作り出してきた新型コロナですが、今新たに新型コロナが発生しています。
コロナ変異株の変遷をたどると、武漢株・アルファ株・デルタ株・オミクロン株など、多くの変異により人々の生活に多大な影響を与えてきました。
今2023年度の冬に新しい変異株「JN.1株」が海外だけでなく日本にも拡大しつつあります。
JN.1株は日本だけの流行でなく、インド・中国・イギリス・アメリカでも急速に拡大しており、世界保健機関(WHO)は12月19日に「JN.1株」を「注目すべき変異株」(VOI)に指定しました。
このような現状から、今後新型コロナが日本でも流行するなら「JN.1株」を中心とする可能性が高いと考えられています。
実は、JN.1株は日本ですでに拡大しつつあります。東京都で行われたモニタリング会議によると、11月27日~12月3日で行われたゲノム解析の結果JN.1株は17.6%となり、前週の4.3%を大幅に拡大することになりました。
単一の変異株の中では、EG.5株に次ぐ第2位となっており、今後の感染拡大が懸念されています。