当時、私は篠ノ井市(現・長野市篠ノ井)に住んでいました。
震度4を何度も経験しました。あれから60年が経ちます。
能登半島地震の皆さんも今大変な思いをしています。
過酷な避難生活や親族を亡くした方々を思うと胸が痛みます。
私自身はボランティア活動はすでに高齢で応援にはいけません。
義援金で応援するしかありません。
先般行われた名古屋長野県人会定期総会と新春懇親では、義援金募金箱が
設けられ会員や招待者の皆さんから義援金を募り11万2千円あまりが
集まりました。ありがとうございました。お礼申し上げます。
集まった義援金は中日新聞社を通じて被災者に届きます。
地震大国・地震列島日本です。南海東南海トラフ地震がいつも頭にあります。
100年に一度はこの地域(愛知県)でも大きな地震が発生しています。
例:三河地震
今まさに、この空白期、静かな東海・三河地域が大変心配です。
いつ地震が発生してもおかしくないのです。
冒頭で松代群発地震を紹介しました。地震を体験した者からすると常に
備えと、心の準備が必要です。
防災・減災・備蓄について、考え学んで明日に備えて下さい。
1944年12月7日に起きた東南海地震の37日後、1945年1月13日午前3時38分過ぎに、三河湾内の地下11キロで、マグニチュードM6.8の三河地震が発生しました。
活動度の低い深溝活断層と横須賀断層などが活動した逆断層型の地震で、地表に28kmの断層ずれが確認されました。最大震度は三重県津市の5で、愛知県名古屋市の震度は4でした。
これは、愛知県下の震度観測点が1か所しかなかったためで、今だったら断層近傍の市町で震度7の強震が観測されていると思われます。
今、東南海地震が起きると、直ちに、気象庁から緊急地震速報が発せられ、直後に強く長い揺れに見舞われます。
震源近くでは耐震性の不足する住宅や建物が多く倒壊し、軟弱地盤では液状化が、山間地では土砂崩れが起き、大都市では高層ビルが長周期の揺れで大きく揺さぶられたり、火災が発生したりします。
地震後には、震度速報、大津波警報が発表され、南海トラフ地震の津波浸水予想地域の住民は高台などに避難します。
気象庁の検討会で東南海地震の発生が確認されると、南海トラフ地震臨時情報が発表されます。