文化庁では、文化財建造物の修理に必要な資材のモデル供給林及び研修林となる「ふるさと文化財の森」を設定しています。
令和6年3月19日付けで、長野県小谷村の「雨中ショクの茅場」が県内2か所目の「ふるさと文化財の森」に設定されます。(1か所目は、小谷村の「牧(まき)の入(いり)茅場」。)
概 要
名称 雨中(うちゅう)ショクの茅場(かやば)
所在地 長野県北安曇郡小谷村
所有者 個人
範 囲 13.50ha
材 種 茅(かや)(ススキ・カリヤス)
※茅(かや)は、山茅やススキ、葦(よし)、稲(いな)藁(わら)、ムギ藁(わら)などの総称。古来より建造物の種類と地域を問わず、広範囲に使用されてきた屋根藁材料の一つ。
今回、国内では新たに4か所の「ふるさと文化財の森」が設定されます。
この4か所を加え、「ふるさと文化財の森」は合計92か所となります。
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