名古屋長野県人会理事で元読売新聞記者のジャーナリストとして現在も活躍中の西村氏が、信州と名古屋を繋ぐ15号を発行しました。
長野県を含む中部5県を活動エリアとする中部経済連合会など経済4団体の賀詞交歓会が1月9日、名古屋市内のホテルで開かれました。来賓の大村秀章愛知県知事は、県別の製造業の生産額が初めて50兆円を超えて、52兆4千億に伸びたことを報告。東日本大震災の頃は36兆円規模だったので、「圧倒的な日本一ということ」と話し、地元経済の活況に期待感を示しました。
■中部建築賞に信州から入賞
地域に根ざしたすぐれた建築を表彰する「第56回中部建築賞」の授賞式が2024年12月26日にあり、今年も長野県からの受賞が相次ぎました。
一般部門B(延べ面積2000平方㍍未満)で、酒屋をリノベーションしたゲストハウス「歳吉屋―BYAKU Narai」(塩尻市奈良井)が入賞。
さらに小諸醸造所(小諸市)、里山環境を維持する拠点「コードマーク御代田」(佐久郡御代田町)も入賞しました。 昨年は信州の郷土料理おやきの「いろは堂」(長野市篠ノ井)が入賞しており、自然に溶け込んだ信州の建築スタイルが評価されています。
■三遠南信サミットと記者の目
1月27日に豊橋市で三遠南信サミットが開かれます。今年で32回目。テーマは「地域の強靭化を考える~連携の再確認」です。
3月8日には名古屋と豊橋を結ぶ名豊道路(全長72.7㌔)が開通します。飯田市は中央自動車道はもとより、リニア中央新幹線で名古屋圏との距離が縮まってきます。三遠南信は今後、名古屋との連携も期待されます。